東京ディズニーランドの隠れた名作「ウエスタンリバー鉄道」を、乗り物大好き目線で徹底解説
本物の蒸気車が走るナローゲージ鉄道の全容を、歴史・技術・運用まで丸ごとまとめました。
関東圏に残る「本物」の蒸気機関車
ウエスタンリバー鉄道は集中アトラクションではなく、
ボイラーで蒸気を実際に発生させる本物の蒸気機関車です。
製造は福島県の協三工業。
19世紀アメリカのボールドウィン製をモデルに、汽笛や蒸気音まで車両ごとに異なります。
最高速度12km/h、非電化単線でツーマン運転。
開園当初(1983年)から存在し、現在も首都圏で貴重な走行SLです。
アドベンチャーランド駅のフロンティア風駅舎。
乗降はここだけです。
軌間762mmのナローゲージと本格安全設備
レール間762mm(2ft6in)のナローゲージが採用されており、
日本国内の歩行街では三岐鉄道北勢線など極少数です。
安全面も本物志向
「1駅だけ」の環状運転?

なんで「1駅だけ」の環状運転?

そこには法規制の歴史があります。
開園当時の地方鉄道法(・鉄道現法)で、私有地内でも「2地点間輸送」は鉄道事業の扱い。
東京陸運局の判断も影響していました。
名古屋陸運局内の博物館明治村SLは複数駅OKですが、ディズニーは「遊戯施設」維持を優先します。
そして、1987年に鉄道事業法施行で規制緩和。
以降、ディズニーシーの「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」は同一私有地内移動として2駅接続を実現。
幻の駅と隠れた配線・運用
コースに「風景用」幻の駅2つ
プレーリードッグの巣付近に秘密のポイント!

緑の車体がカッコいい!
4台機関車の詳細特徴と音の違い
アメリカ河川名を冠した4台、全て協三工業製(灯油焚き)。
ヘッドライト絵柄やドーム形状で識別!
| 機関車 | 車番 | 身体色 | 特徴 | ヘッドライト絵柄 | 音の特徴 |
| コロラド号 | 53 | 赤 | 炭水車に大「No.53」表記 | 雄ジカ | 汽笛・蒸気音独特、各車違い |
| ミズーリ号 | 28 | 緑(カウキャッチャー・赤) | 1982年11月製造 | 滝 | 同上 |
| リオ・グランデ号 | 25 | 朱(オレンジ系) | コロラド似ですが装飾別 | グリズリーベア | 同上 |
| ミシシッピ号 | 20 | 青 | 1991年増備、サンド/スチームドーム・ヘッドライト形状とは別 | バッファロー | 同上 |
カウントダウン時は近隣配慮で汽笛オフ、花火時は運休。
ウォルトの鉄道愛とこだわり
有名な話として、ウォルトは庭に自作鉄道敷くほどのマニア!
ディズニーランド構想の最初が鉄道でした。
演出にもこだわりがあり、インディアン季節の衣装変化(夏裸足→冬モカシン)、ジュラシックツリーで太古演出。
バックストーリー
スペックまとめとマニアの価値
法律回避しつつ本格的に追求した「生きた保存鉄道」。
鉄道ファン必見のディズニーの逸品です!
さいごに
いかがだったでしょうか?
ディズニーランドのウエスタン鉄道はたんなる一アトラクションというわけではなく細部までこだわり抜きながら時代背景を感じることのできるのです。
本当に素晴らしいですよね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。


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