
東京ディズニーランドには7つのエリアがあります
この7つのテーマランドを、
など、深掘りしていきます!
過去から未来
東京ディズニーランドは
ワールドバザール → アドベンチャーランド → ウエスタンランド → クリッターカントリー → ファンタジーランド → トゥーンタウン → トゥモローランド
という流れで、「過去から未来」へ時代が進むように設計されたパークです。
パークの真ん中にそびえるシンデレラ城を中心に、ぐるりと時計を一周すると、
まるで1本の映画のように
「導入→冒険→冒険→仲間の小さな世界→おとぎ話→アニメの街→未来世界」
を旅したような体験になるのが大きな魅力です。
ワールドバザール
エントランスエリアにあるのはワールドバザールです。
これは映画のオープニングに入る玄関口の役割を示しています。
背景・概要
ワールドバザールは、東京ディズニーランドの玄関口となるテーマランド。
19世紀末〜20世紀初頭(およそ1910年代)のアメリカの小さな田舎町をイメージした街並みで、
ウォルト・ディズニーが幼少期を過ごしたミズーリ州マーセリンのメインストリートがモデルになりました。
他のディズニーパークでは「メインストリートUSA」という名前が多いですが、
日本では「ワールドバザール」という独自の名前が残されました。
コンセプトのこだわり
元々名前は「世界中の安いショップが並ぶマーケット」を考えようとしていて、「ワールドバザール」という名前が付きました。
その後、日本側が「アメリカらしい非日常感」を重視した結果、
内容はアメリカの街並み(メインストリートUSA)になり、名前だけが残ったという背景があります。
屋根は全面ガラス張りの「全天候型」。
日本の雨の多い気候に合わせて設計しており、イタリア・ミラノのカラオケ「ガッレリア」を参考にしたと言われております。
建築様式にもこだわりがあり、
城へ向かうメインストリートはアール・ヌーヴォー様式、
左右へ伸びるセンターストリートはアール・デコ様式と、
時代の主流を変える建築のデザインで表現しています。
ウォルト&クリエイターのこだわり
「現実世界から物語の世界へ入るワンクッション」として「激しいアトラクション」は置かず、
街歩きが体験できるようデザインされています。
建物の2階・3階には、
ウォルトやロイ・ディズニー、東京ディズニーランドの誕生に成功したオリエンタルランドの経営陣の名前が「架空の店のオーナー」として評価されており、
パークづくりに成功した人たちへのオマージュとなっております。
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
などを含む13店舗あり
マニアック豆知識
アドベンチャーランド
背景・概要
アドベンチャーランドは、「冒険とロマンの世界」をテーマにしたエリア。
ジャングルや熱帯の島々、活気あふれる港町など、世界の秘境を旅しているような没入感を味わえる、多文化が融合したテーマランドです。
コンセプトのこだわり
「左は過去、右は未来」
ワールドバザールを背にした時、
左には過去の世界(アドベンチャーランド、ウエスタンランド)が、
右には未来の世界(トゥモローランド)が構成されており、
人間が時間を「左=過去、右=未来」と捉えやすい性質を利用したデザインになっています。
エリアに入っても床の色が草木を思わせるグリーン系に変化し、
無意識のうちにジャングルの奥へ誘導されるようになっています。
ニューオーリンズ・エリア(ロイヤルストリート)
ワールドバザール側に位置する一角は、アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズのロイヤルストリートをモデルとしたエリア。
フランス系移民(クレオール)によって築かれた街で、ヨーロッパの雰囲気とアメリカ南部文化が合う独特の景観を再現。
「ジャズ発祥の地」としても知られ、エリア内ではディキシーランド・ジャズが流れています。
カリフォルニアでは「ニューオーリンズ・スクエア」として独立したテーマランドですが、東京では規模の関係からアドベンチャーランド内のワンエリアとして注目されています。
ポリネシアン・エリア
ウエスタンランド方面に進むと、雰囲気は一転して南太平洋のポリネシア文化圏へ。
ハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島を結ぶ「ポリネシアン・トライアングル」をイメージしており、ティキ像や南国の植物が向かいに配置されています。
ジャングルの鳥や獣、虫の声、遠くから聞こえる打楽器の音など、「音」による演出が多く、目に見えない部分でも「密林の奥地感」を強く感じられます。
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
マニアック豆知識
世界のアドベンチャーランド比較
ウエスタンランド
背景・概要
「開拓者たちのフロンティア精神」であるウエスタンランドは、1790年代〜1880年代のアメリカ西部開拓時代がテーマ。
赤い大地、木造の街並み、蒸気船…ゴールドラッシュ真っ最中のフロンティアタウンを歩いているような体験ができます。
海外では同じコンセプトは「フロンティア」ランドエリアと呼ばれますが、
日本では「フロンティア」という言葉が見にくいため「ウエスタンランド」という名前が採用されました。
コンセプトのこだわり
ゴールドラッシュとよばれる金鉱を求めて人々が集まり、一攫千金を夢見て街が急速に発展していた背景が、エリア全体のストーリーになっています。
困難に立ち向かい、新しい土地を開拓していく人々の姿などフロンティア・スピリット(探索者精神)を、アトラクションや建物のディテールに落とし込んでいます。
地面が赤いのは、アメリカ西部の乾いた赤土を表現しており、歩くだけで「西部の大地」を感じられるように計算されています。
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
など7店舗あり
マニアックな豆知識
クリッターカントリー
背景・概要
クリッターカントリーは、「クリッター(小動物)」たちが暮らす、アメリカ河のほとりの小さな里山がテーマのエリア。
1992年10月1日、「スプラッシュ・マウンテン」のオープン早々誕生した、かなり新しいテーマランドです。
パークの一番奥、ウエスタンランドとファンタジーランドの間に挟まれるように位置し、
後から更新されたため他エリアに比べてコンパクトな造りになっています。
ディズニー映画『南部の唄』をモチーフとしており、
作中に登場する「ピンヒル」という地名がそのままエリアの中心となる丘の名前として使われています。
コンセプトのこだわり
かつてこの地は「チカピンヒル(鶏の頭のような丘)」と呼ばれていました。
そこにアライグマのラケッティが密造酒づくりをしていたところ、蒸留器が爆発させられてしまいました。
爆発の衝撃で、天才建築家ビーバーブラザーズが作ったダムが決壊。
大量の水が一気に流れ込み、丘の洞窟からものすごい水しぶきが噴き出しました。
それ以来、クリッターたちのこの山を「スプラッシュ・山(水しぶきの山)」と呼ぶようになり、
今の景色が生まれた…というが公式のBGSです。
ラケッティは反省して密造をやめ、現在は真面目にソフトドリンクなどを売っているお店を営んでいるというオチまで用意されています。
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
マニアックな豆知識
ファンタジーランド
背景・概要
ファンタジーランドは、ディズニー映画に登場するおとぎ話の世界を再現したテーマランド。
世界中のディズニーランド型パークすべてに存在し、
シンデレラ城や眠れる森の美女の城といったパークの象徴的なお城は、
この中に建てられています。
激しい叫び系よりも、子どもから大人まで親子で楽しめるアトラクションが多く、
家族連れの滞在時間特に長いエリアです。
コンセプトのこだわり
『シンデレラ』『白雪姫』『ピノキオ』『ふしぎの国のアリス』『美女と野獣』など、
クラシックなディズニー作品の物語を、
アトラクション・建物・音楽・植栽まで含めて体験できる場所として構成されています。
2020年以降、「美女と野獣エリア」やファンタジーランド・フォレストシアターなどが加わり、
「映画のワンシーンの中に入る」没入感をさらに強める方向で拡張されています。
また、東京ディズニーランドのシンボルであり、「夢と魔法の王国」の中心にある象徴的な存在としてシンデレラ城があります。
パーク全体の設計思想(世代や国境を越えて、共通のストーリーを体験しながら幸福な思い出をつくる場)を象徴する存在として、
7つのテーマランドを視覚的・物語的に束ねる役割も持っています。
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
など8店舗
マニアックな豆知識
世界のファンタジーランド比較
トゥーンタウン
背景・概要
トゥーンタウンは、ミッキーマウスと仲間たちが暮らす「陽気なアニメの街」を再現したエリア。
1996年4月15日に一般公開されましたが、
設定上は1983年の開園当初から「ミッキーたち専用の居住区」として存在していたというストーリーがあり、
「ゲストの希望に応えて街を公開した」という形になっています。
柱が曲がっていたり、屋根がゆがっていたり、すべてがアニメ的に誇張された造形が特徴。
映画『ロジャー・ラビット』に登場する街がベースになっています。
コンセプトのこだわり
トゥーンタウンは以下の3つのエリアで構成されています。
- ミッキーアベニュー(居住区)
- ミッキーや仲間たちの家が並ぶ住宅街
- トゥーン・スクエア(行政区)
- 街の役割場や公共施設が集まるエリア
- シナリオ・トゥーンタウン(商業地区)
- ショップやガガガの建物が集まる繁華街
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
マニアックな豆知識
トゥーン・スクエアの設定
ファンタジー・トゥーンタウンの裏設定
その他のおもしろ仕掛け
子ども向けに見えるエリアですが、
ちょっとブラックや細かい設定を知ると、
大人もじっくり「読み解き」ながら楽しめる街になっています。
トゥモローランド:変化し続ける「明日の世界」
背景・概要
トゥモローランドは、「未来」「宇宙開発」「先端技術」をテーマにしたエリア
カリフォルニアのディズニーランド開園当初から存在しますが、
「未来」という常に変化し続けるテーマを大切に、
パークの中で最も改装が多いエリアでもあります。
コンセプトのこだわり
1967年、カリフォルニアで「新しいトゥモローランド」構想がスタート。
そのデザインがフロリダ版、東京版の基本となりました。
基本的には1971年オープンのフロリダ版トゥモローランドをベースにしていますが、
スペース・マウンテンだけはカリフォルニア版を参考に建設されました。
単なる「未来風遊園地」ではなく、実験的な未来都市をテーマにした「エプコット」とのエッセンスも取り入れられており、「近未来のテクノロジーショーケース」という側面も持っております。
床は深いブルー系で塗装され、植栽も人工的・幾何学的なカッティングが施され、
どこを見ても「未来感」を感じさせるビジュアルに統一されています。
現在は、古典的なSF調から、映画作品やピクサー作品を取り入れたポップな未来像へと変化しています。
アトラクション
レストラン・ショップ
レストラン
ショップ
マニアックな豆知識
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は東京ディズニーランドの各エリアについてまとめてみました。
細かいところまで物語が設定されているところがまさにディズニーですよね。
パーク全体の設計思想ということもあり、
大人も子供も楽しめる壮大な夢と希望の物語が広がる
素敵な世界が東京ディズニーランドには存在しています。
みなさんもぜひ、体験してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。





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