白雪姫と七人のこびとの秘密

DisneyLand

こんにちは!

今回は東京ディズニーランドのファンタジーランドにある

白雪姫と七人のこびとについてまとめていきます。

candyパパ
candyパパ

「なんとなく怖い雰囲気がある」と感じる方が多いこのアトラクション。

実はその「怖さ」には、ちゃんとした深い理由がありました。

その秘密を、今回は徹底的に紐解いていきます!

白雪姫と七人のこびととは

白雪姫と七人のこびとは、ファンタジーランドにあるトロッコ型のライドアトラクションです。

1937年に公開されたディズニー映画『白雪姫』

——世界初の長編カラーアニメーション映画——の物語をたどりながら、

小人たちの鉱山用トロッコに乗って冒険します。

1983年の東京ディズニーランド開園当初から存在する、歴史あるアトラクションです。

ファンタジーランドの中でもひときわ小さくかわいらしいアトラクションに見えますが、

実際に乗ると「思ったよりずっと怖かった!」という声が後を絶ちません。

その理由には、アトラクション誕生の歴史と、ディズニーの深い意図が隠されていました。

元々はお化け屋敷として作られたアトラクション

「白雪姫と七人のこびと」が怖い雰囲気を持つ最大の理由

——それはこのアトラクションがもともとお化け屋敷として設計されたアトラクションだからです。

カリフォルニアのディズニーランドでは、このアトラクションの英語名が

ずばり「Snow White’s Scary Adventures(白雪姫の恐ろしい冒険)」でした。

「Scary(怖い・恐ろしい)」という言葉がアトラクション名に堂々と入っていることからも、怖さを前面に出した設計であることがわかります。

東京ディズニーランド版の名称には「Scary」の文字は入っていませんが、

内部の演出はほぼ同じ設計を踏襲しており、暗い森・骸骨・恐ろしい魔女・不気味な洞窟などホラー要素が満載です。

candyパパ
candyパパ

名前から可愛いイメージで乗ると、あの暗さと魔女の登場に驚かされるんですよね。

「実はお化け屋敷だった」と知ると、怖さの理由がすとんと腑に落ちます。

「白雪姫の視点」で体験するという設計

このアトラクションには、もうひとつ重要なコンセプトがあります。

それが「ゲスト自身が白雪姫になって物語を体験する」というコンセプトです。

つまり、トロッコに乗ったゲスト自身が白雪姫という設定。

だからこそ——

  • 魔女が何度も「こちら(ゲスト)に向かって」迫ってくる
  • 暗い森の中で不気味な木や生き物が「ゲストを脅かすように」現れる
  • 恐ろしいシーンが連続して、「白雪姫が体験した恐怖」をそのまま体感させる

という演出になっているのです。

カリフォルニア版では当初、このコンセプトを徹底するあまり白雪姫が一切登場しないバージョンでした。

ゲスト自身が白雪姫なので、白雪姫を外から見る必要がないという論理です。

しかし「なぜ白雪姫が出てこないのか?」という疑問を持つゲストが多かったため、1983年の改修で白雪姫も登場するようになりました。

ただし「白雪姫の視点で体験する」という基本コンセプトは変わっていません。

candyママ
candyママ

「自分が白雪姫」という視点で乗ると、魔女が向かってくる怖さが段違いです!

子どもが怖がるのも納得ですよね。

グリム童話の原作が持つ「本当の怖さ」

おっしゃる通り、白雪姫の原作であるグリム童話には現代の子ども向け絵本とは全く異なる、かなり怖い描写が含まれています。

グリム童話の白雪姫(原題:Schneewittchen)の原作では

  • 魔女(継母の女王)は白雪姫を3度も殺そうとします(毒リンゴの前に、紐で首を締めたり、毒の櫛を刺したりする場面があります)
  • 最後に魔女は罰として真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊り続けさせられるという残酷な結末を迎えます
  • 白雪姫を殺すように命じられた猟師は、代わりに野生の動物を殺して心臓を持ち帰る場面があります

これらの描写は現代の絵本やアニメではほぼ省略されていますが、グリム童話の原点には「悪を徹底的に罰する」という強烈な道徳観がありました。

ディズニー映画『白雪姫』はこれらの残酷な描写を大幅に和らげていますが、それでも継母の女王(ウィックド・クイーン)の悪意と怖さは物語の核として残されています。

アトラクションはその怖さを忠実に表現しているのです。

candyパパ
candyパパ

グリム童話の原作を知ると、ディズニーがいかに上手く「怖さ」を残しながら

「楽しい映画」に昇華したかがよくわかりますね。

アトラクションの怖さは、その原作への敬意とも言えるかもしれません。

ウォルトが七人のこびとに個性と名前を与えた理由

グリム童話の原作では、七人のこびとには名前がありません。ただの「七人のこびと」です。

しかしウォルト・ディズニーは、映画を作るにあたってこびとひとりひとりに個性と名前を与えました

  • ドック(Doc/せんせい) ——リーダー格でしっかり者
  • グランピー(Grumpy/おこりんぼ) ——いつも不機嫌だがひそかに優しい
  • ハッピー(Happy/ごきげん) ——いつも笑顔で陽気
  • スリーピー(Sleepy/ねぼすけ) ——いつも眠そう
  • バッシュフル(Bashful/てれすけ) ——恥ずかしがり屋
  • スニージー(Sneezy/くしゃみ) ——大きなくしゃみが止まらない
  • ドーピー(Dopey/おとぼけ) ——無邪気でとぼけた末っ子

「名前のないキャラクターでも、個性があればお客さんが愛着を持ってくれる」

——ウォルトはそう考え、制作チームと何度も議論を重ねてこの7人の個性を作り上げました。

脇役ひとりひとりにも愛情を注ぐこのこだわりが、後のディズニーキャラクター作りの原点になったとも言われています。

コース中の見どころとストーリー

アトラクションのストーリーは大まかに以下の流れで進みます。

【序盤】女王の城へ

トロッコに乗り込み最初に向かうのは、邪悪な女王(ウィックド・クイーン)が住む城の中。

魔法の鏡の前には魔女に変身した女王がくるくると回り、天井からは骸骨がぶら下がります。

【中盤】暗い森の中へ

城を抜けると舞台は不気味な暗い森へ。

木が恐ろしい形相でゲストに迫り、不気味な動物の目が暗闇に光ります。

この「暗い森」のシーンが最も怖いと感じる方が多い場所です。

【ほっと一息】七人のこびとの小屋

森を抜けると、ようやく七人のこびとたちの陽気な小屋に到着。

愉快なこびとたちのダンスシーンでほっと一息つけます。

ここが唯一の「ほのぼのタイム」です。

【クライマックス】再び闇の世界へ

しかし安心もつかの間、ふたたび闇の世界へ突入。

女王が再登場し、大岩が落とされそうになるという衝撃の場面が待ち受けます。

【ラスト】王子様との出会い

最後には白雪姫と王子様の出会いが描かれ、

ほんのりとしたハッピーエンドの余韻でアトラクションが締めくくられます。

白雪姫が登場するのは1回だけ!

コース中、主役であるはずの白雪姫が登場するのはなんとたったの1回だけです。

これは前述の「ゲスト自身が白雪姫」というコンセプトの名残。

白雪姫を外から眺めるのではなく、白雪姫として体験するため、白雪姫の登場シーンが極端に少なくなっています。

その分、魔女はコース中何度も繰り返し登場します。

白雪姫への執念が異常なまでに強い女王の姿は、まさにこのアトラクションの「主役」とも言えます。

白雪姫を見つけたら、それは貴重な1回のチャンスです!お見逃しなく。

candyパパ
candyパパ

「白雪姫と七人のこびと」というタイトルなのに、実質的な主役は女王(魔女)。

この意外性に気づくと、アトラクションの見方が大きく変わりますよ!

7つのトロッコそれぞれにこびとの名前がある

ゲストが乗り込むトロッコは七人のこびとが鉱山の仕事に使うものという設定で、全部で7種類あります。

それぞれのトロッコに七人のこびとの名前がつけられており、森の動物たちの彫刻も施されています。

出発時に自分がどのこびとのトロッコに乗るかチェックしてみてください!

「今日はグランピー号に乗れた!」という小さな発見も、このアトラクションの楽しみのひとつです。

海外版との違い——エンディングが違う!

実は白雪姫のアトラクションは世界各地のディズニーパークにありますが、東京版には大きな特徴があります。

  • 東京ディズニーランド版:魔女が大岩を落とすシーンの後、白雪姫と王子様の出会いで締めくくられる
  • カリフォルニア版・フロリダ版:白雪姫と王子様が幸せになるエンディングまで描かれる
  • パリ版:ハッピーエンドの表示があり、物語の最後まで再現されている

さらに驚くことに、リニューアル前の東京版は魔女がこびとたちに大岩を落とすシーンで突然終わっていました——いわゆるバッドエンドです。

「えっ、これで終わり!?」と驚いたゲストも多かったでしょう。

現在はリニューアルでハッピーエンドの要素が加わっていますが、このダークなエンディングがかつての東京版の大きな特徴でした。

入口の看板に書かれた注意書き

このアトラクションには、ディズニーランドのアトラクションの中では異例の

「怖い魔女が登場します。小さいお子様はご注意ください」という注意書きが入口に掲示されています。

わざわざ注意書きが必要なほどの怖さ——ということでもあり、

ディズニー自身が「これは怖いアトラクションです」と認めているとも言えます。

乗る前にお子様にしっかり伝えてから入場するのがおすすめです。

子連れで楽しむポイント

年齢・身長制限なし(1人で座って安定できれば乗れる)

✅ ただし「怖い魔女が登場します」という注意書きあり——小さいお子様は事前に声がけを

✅ ホーンテッドマンションより怖いと感じる方もいるほどのダーク演出

白雪姫が登場するのは1回だけ——見逃さないよう目を凝らして

こびとは2回登場——愛らしいこびとたちを探しながら乗ろう

7種類のトロッコのうちどれに乗れるか確認してみよう

所要時間が約2分30秒と短いので、場面展開が速い——予習してから乗ると発見が増える

屋内アトラクションなので雨の日でも楽しめる

candyママ
candyママ

うちの子は最初「白雪姫だから大丈夫!」と思って乗ったら、魔女に泣かされました(笑)

でも「これは白雪姫が体験した怖さだよ」と伝えると、次からは冒険気分で乗れるようになりましたよ!

スペックまとめ

項目内容
エリアファンタジーランド
形式トロッコ型ライド
テーマディズニー映画『白雪姫』
利用制限1人で座って安定できる方
所要時間約2分30秒
定員1台4名
トロッコの数7種類(こびとの名前がそれぞれつく)
雨の日屋内のため問題なし
待ち時間の目安5〜40分(日・時間帯による)

さいごに

いかがでしたでしょうか。

「なんとなく怖い雰囲気がある」——その直感は完全に正しかったのです。

このアトラクションは元々お化け屋敷として設計され、

グリム童話の原作が持つ本物の怖さを忠実に表現し、ゲスト自身が白雪姫として恐怖を体験するよう作られています。

その怖さはランダムではなく、すべてに理由がある。

それがわかってから乗ると、あの「怖い雰囲気」がひとつひとつ意味を持って迫ってきます。

ぜひ次回は「私が白雪姫だ」という気持ちで、白雪姫の視点から乗ってみてください!

candyパパ
candyパパ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでも参考になれば幸いです。

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