こんにちは!
今回は東京ディズニーシーのポートディスカバリーにある
ニモ&フレンズ・シーライダーについてまとめていきます。

JCBラウンジがあることはご存じの方も多いと思います。
実はJCBはこのアトラクションのスポンサー企業——
そしてアトラクション本体も、チヂミニウム・人工フィッシュ知能・
32パターンのストーリーと、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。
ニモ&フレンズ・シーライダーとは
ニモ&フレンズ・シーライダーは、ポートディスカバリーにあるライドタイプのアトラクションです。
ディズニー&ピクサー映画「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」の世界を舞台に、魚サイズに縮むことができる潜水艇「シーライダー」に乗り込み、ニモ・ドリーたちと海の冒険を楽しみます。
2017年5月12日オープン。前身の「ストームライダー」の跡地に誕生した、ポートディスカバリーの新たな主役です。
ストームライダーからの変遷
ニモ&フレンズ・シーライダーを語るには、まず前身のアトラクションを知る必要があります。
この施設にはかつて「ディズニーシー・ストームライダー」というアトラクションがありました。ポートディスカバリーのBGS(気象コントロールセンター)の中核をなす施設で、対嵐用航空機でミッションに挑むという体験型のアトラクションでした。
絶大な人気を誇りながら2016年5月にクローズ——
その跡地に2017年5月にオープンしたのがニモ&フレンズ・シーライダーです。
建物の外観は基本的にストームライダーと同じ構造を再利用。内装を刷新してニモの世界観に生まれ変わりました。
バックグラウンドストーリー——海洋生物研究所の発明品
このアトラクションには緻密なBGSがあります。
舞台はポートディスカバリーの中心的な施設「海洋生物研究所」。世界中の科学者が集まり、海とその生態系の研究を行うとともに、海と生物の保護を目的とした活動を行っています。
研究者たちは海の生き物を観察したかったのですが、困ったことがありました——ダイバーや通常の潜水艇では、生き物が驚いて逃げてしまうのです。
そこで研究所が開発したのが、魚サイズに縮む潜水艇「シーライダー」でした。
「チヂミニウム」とは何か
シーライダーを魚サイズに縮める鍵となるのが、研究所が開発した特殊なマテリアル——
「チヂミニウム(Chijiminuim)」です。
チヂミニウムの特性は——電気を通すと収縮すること。
このチヂミニウムで作られたシーライダーは、電気を流すことで中に人間を乗せたまま安全に魚サイズに縮むことができます。
電気をオンにして「ぎゅ〜っ」と縮む感覚——これがアトラクションで体験できる「縮小」の演出のBGSです。
「チヂミニウム」という名前も日本語の「縮む(ちぢむ)」から来ているようで、遊び心あふれるネーミングです。
「人工フィッシュ知能」という発明
シーライダーのもう一つの革新的な特徴が——「人工フィッシュ知能」の搭載です。
この知能により、シーライダーは本物の魚のような動きができるだけでなく、
操縦士が乗っていない状態でも自動運転で本物の魚たちと一緒に行動することができます。
「人工知能(AI)」をもじった「人工フィッシュ知能」——ポートディスカバリーらしいレトロフューチャーの世界観が感じられるユーモアあふれる設定です。
ドリーが「シーラ」と呼ぶ理由
アトラクション内でドリーが潜水艇に「シーラ」と呼びかける場面があります。なぜ「シーライダー」じゃないの?
実は——ドリーは人間の文字が少し読めるという設定があります
(映画でも記憶力には問題があるドリーですが、文字が読めるシーンがあります)。
ドリーが船体に書かれた「シーライダー(SEA-RIDER)」という名前を見て、読めるところだけ読んで「シーラ」と呼んでしまうのです!
映画の世界観を踏まえたこのセリフのディテールは、気づくと思わずクスッとしてしまいます。

「ドリーが文字を少し読める」という映画の設定が
アトラクション内のセリフにまで反映されているとは——
ディズニーの細部へのこだわりには本当に驚かされますよね。
32パターンのストーリー
ニモ&フレンズ・シーライダー最大の特徴のひとつが——乗るたびに違うストーリーです。
ストーリーのパターンはなんと32種類!
何度乗っても毎回違う展開が楽しめるため、「またいつか乗りたい」という気持ちになります。
5つのパートと分岐の仕組み
32パターンは、アトラクション内の5つのパートそれぞれに2種類の分岐が存在することで生まれます。
(1)ニモとドリーとの出会い シーライダーが縮むと、エイ先生に連れられて遠足中のニモやドリーに遭遇。海流の観察に出かけます。
(2)海流の冒険 心配したマーリンも合流。海流に乗りながら様々な海の仲間と触れ合います。
(3)海の仲間との触れ合い ドリーのかくれんぼや、ニモのイソギンチャクへのご招待など、出会うキャラクターが分岐します。
(4)トラブル 巨大イカに追われる、取水口に吸い込まれるなど、ハラハラするシーンが展開します。
(5)帰宅とお別れ 無事に海洋生物研究所へ戻り、仲間たちとのお別れ。毎回違うお別れのメッセージが流れます。
各パートで2択の分岐があるため、2×2×2×2×2=32パターンが生まれる仕組みです。
登場するキャラクターたち
基本的に登場するニモ・ドリー・マーリン・エイ先生のほか、分岐によって登場するキャラクターが変わります。
「ファインディング・ドリー」のキャラクターも多数登場します——タコのハンク・ジンベエザメのデスティニー・シロイルカのベイリーなど。
また分岐によっては、ドリーの両親・ハリセンボンのブロート・ヒトデのピーチ・エビのジャックなどレアなキャラクターに出会えることも。
全32パターンの制覇を目指して何度も乗るのも、このアトラクションの楽しみ方のひとつです。
ハイドロフォンとのつながり——なぜ魚の声が聞こえるの?
ここで少し深い豆知識をご紹介します。
シーライダーの中でゲストがニモやドリーの言葉を「人間の言葉として」聞けるのは不思議ではないでしょうか?通常、魚と人間は言葉が通じません。
ひとつの考察として——シーライダーには
ハイドロフォン(水中マイク)の最新型が搭載されているのではないかと言われています。
ハイドロフォンとはタートル・トークでも登場した「海の生き物と人間が会話できる装置」です。
同じアトラクションのスポンサーJCBが絡むタートル・トークとシーライダー——ポートディスカバリーとS.S.コロンビア号という舞台は違えど、BGSのレベルでつながっているかもしれません。
プレショーを楽しもう
アトラクション乗車前に、ホールでプレショーがあります。
海洋生物研究所のキャストがシーライダーの仕組みやチヂミニウムについて説明してくれます。
このプレショーでBGSをしっかり理解してから乗ると、体験の没入感が格段に上がります。「縮む」「魚と交流する」という体験の意味がわかって臨むのとそうでないのとでは大違いです。
アトラクション内の隠れミッキー
JCBラウンジの特権のひとつが——
他のゲストが入場する前の時間にアトラクション内を見られることです。
その際に確認できるのが、アトラクション内に隠されている隠れミッキー。
潜水艇「シーライダー」のサイズが変化する通常では見られない瞬間も見ることができます。
JCBラウンジとは——スポンサーの特別な特典
おっしゃる通り、ニモ&フレンズ・シーライダーの建物内にはJCBラウンジが設けられています。
JCBはこのアトラクションのオフィシャルスポンサーです(前身のストームライダー時代から継続)。
このラウンジは**「JCBザ・クラス」という招待制の最上位クレジットカードの会員のみ**が利用できる非常に特別な空間です。
建物の4階に位置し、一般ゲストは絶対に入れない「秘密の空間」として知られています。
JCBラウンジで体験できること
JCBラウンジでは以下の特別な体験ができます
①秘密の通路から案内される 通常のスタンバイとは全く別の「秘密の入口」から、専用扉を通って案内されます。
②アトラクションの上層階(4階)の特別空間 建物の外からはマジックミラーになっており中の様子は見えませんが、中からはポートディスカバリーの景色が一望できます。センター・オブ・ジ・アース方面の海も見渡せます。
③フリードリンクと休憩 大人向け・子ども向け両方のドリンクが用意されています。4組分のテーブルとキッズスペースも完備。
④約20分の休憩後に優先搭乗 他のゲストが入る前にアトラクション内でスタンバイ。ほぼ待ち時間なしで乗車できます。
⑤通常では見られないシーライダーの縮小シーン 他のゲストが入場する前の時間帯に、シーライダーが縮む珍しい瞬間を見ることができます。
JCBラウンジの利用条件と予約方法
JCBラウンジを利用するには以下の条件があります。
利用資格
- JCBザ・クラス(招待制最上位カード)の本会員であること
- 本会員と同伴者合計4名まで(家族カードのみは不可、本会員の同席が条件)
予約方法
- 事前にMyJCBアプリまたはウェブサイトから完全予約制で予約
- 年1回・ランドかシーのどちらか1か所のみ利用可能
当日の流れ
- アトラクション付近のキャストに「JCBラウンジを予約している」と伝える
- 秘密の通路から案内される
- 予約番号とJCBザ・クラスカードを提示
- エレベーターで4階のラウンジへ
「JCBカードを持っていれば使える」ものではなく、招待を受けた最上位カード保有者のみの特別な体験です。ご参考までに情報として知っておくのも良いでしょう😊
子連れで楽しむポイント
✅ 身長制限90cm以上——事前に確認を
✅ 乗る前にプレショーをしっかり見よう——チヂミニウムと人工フィッシュ知能のBGSがわかる
✅ ドリーが「シーラ」と呼ぶ理由を事前に教えてあげよう
✅ 32パターンあることを伝えて——「今日はどのキャラクターに会えるかな?」とワクワク感を高めよう
✅ 2回乗ると違うストーリーが見られることも
✅ 乗車前に**「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」**を見ておくと登場キャラクターがわかってより楽しい
✅ 暗い場所・シートベルトで怖がる子どもには事前に説明してあげよう
✅ JCBラウンジは招待制カードが必要——知人が持っている場合は同伴で入れる可能性も
スペックまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | ポートディスカバリー |
| 形式 | ライドタイプ(フライトシミュレーター型) |
| 身長制限 | 90cm以上 |
| 所要時間 | 約6〜7分 |
| ストーリーパターン | 32種類 |
| オープン | 2017年5月12日 |
| スポンサー | JCB(ストームライダー時代から継続) |
| 特徴 | 乗るたびに違う32パターンのストーリー |
| 待ち時間の目安 | 30〜80分 |
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ニモ&フレンズ・シーライダーは——チヂミニウムと人工フィッシュ知能という独創的なBGS
ドリーが「シーラ」と呼ぶ映画へのリスペクト・32パターンのランダムストーリー
ハイドロフォンとのBGSのつながり・ストームライダーからの歴史
そしてJCBスポンサーラウンジという特別な空間——と、知れば知るほど深みが増すアトラクションです。
ぜひ乗るたびにどのキャラクターが登場するか注目して、32パターン制覇を目指してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。


コメント