こんにちは!
今回は東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある
ニューヨーク・デリについてまとめていきます。

ブロードウェイのミュージカルが息づく劇場街に
1881年に産声を上げたデリカテッセン——
「なんでこんなに店内が広くて、場所によって雰囲気が全然違うんだろう?」
と思ったことはありませんか?
そこには隣のお店のオーナーたちの
「ここを離れないで!」という熱い想いが隠されています。
スペックまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | アメリカンウォーターフロント(ニューヨークエリア) |
| スタイル | カウンターサービス |
| 席数 | 広々とした複数のダイニングエリア |
| 料金目安 | サンドウィッチ990〜1,180円(単品)・セット1,530〜1,720円 |
| 予約 | 不要(プライオリティ・シーティング対象外) |
| BGS | 1881年創業・ブロードウェイのデリカテッセン |
ニューヨーク・デリとは
ニューヨーク・デリは、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアにあるカウンターサービス形式のサンドウィッチ専門店(デリカテッセン)です。
「デリカテッセン(デリ)」という言葉は——ラテン語の「delicatus(洗練された)」から派生したドイツ語「delikatessen」に由来する、サンドウィッチや持ち帰り用の西洋風惣菜を販売する飲食店のことです。
バックグラウンドストーリー——1881年創業の「ニューヨーク最高のデリ」
公式BGSは——
「劇場街にこの店がオープンすると、すぐにミュージカルファンや役者たちのお気に入りの店になりました。そして、あまりに人気が出てきたため、近隣のショップのオーナーたちは自分たちの店をダイニングエリアとして提供することにしました。こうしてこの店では、雰囲気の異なるさまざまなダイニングエリアで食事が楽しめるようになったのです!」
ニューヨーク・デリのBGSは——1881年にブロードウェイのティンパン・アリーで創業した老舗デリカテッセンです。
隣のお店が「来ないで!」と店舗を提供した理由
ニューヨーク・デリが人気になりすぎて——店主はより広い場所への移転を考えました。
「移転されたら困る!」と思った隣のフォトスタジオ・テーラーショップ・居酒屋・小道具屋のオーナーたちが、自分たちのお店をダイニングエリアとして提供することで移転を思い留まらせた——これが店内に複数の全く異なる雰囲気のエリアがある理由です。

「大好きなお店に出て行ってほしくないから
自分の店を差し出した」——なんてロマンチックなBGSでしょう。
店内を歩くたびに「あ、ここは元テーラーショップだな」
「ここは元フォトスタジオか」と
BGSを探す楽しさがあります。
ティンパン・アリー——入口の小路の名前
ニューヨーク・デリへと続く路地には——「ティンパン・アリー(Tin Pan Alley)」という名前があります。
「ティン(Tin)=ブリキ」「パン(Pan)=鍋」「アリー(Alley)=横丁」——つまり「ブリキ鍋横丁」。
実際のニューヨークのティンパン・アリーは——20世紀初頭、音楽出版社が集まりピアノや楽器の音が絶えなかった通りです。ジョージ・ガーシュウィンなど当時活躍した著名な作曲家たちもこの通りで腕を磨きました。
ブリキ鍋をたたくような楽器の音が絶え間なく聞こえることから「ブリキ鍋横丁」という名がついたというエピソードがあります。
この路地を通ってお店に入るだけで——すでに1910年代のニューヨークにタイムスリップしています。
店内は元のお店ごとに異なるエリアに分かれている
店内は複数の異なるダイニングエリアで構成されています。それぞれに隣接していたお店の名残があります。
ブロードウェイ・プロップ・ショップ(小道具屋)——舞台用の小道具・背景画・製作工具などが並ぶエリア
シアトリカル・フォトグラフ(劇場写真屋)——演劇の写真が飾られるエリア
J.L.サリバンズ・タバーン(居酒屋)——ベアナックルボクシング(グローブなしボクシング)最後のヘビー級王者ジョン・L・サリバンにちなんだ名前のスポーツバー風エリア。ボクシンググローブやゴングが飾られたエリアとミュージカルのポスターが飾られたエリアに分かれています
セレブリティ・テーラー(仕立て屋)——左側の部屋全体がラフマニノフ氏の一族が経営する仕立て屋のエリア
壁の名言プレートに注目——ユーモアが光る
ニューヨーク・デリの壁には——著名人や実在の人物の名言(ような文句)が書かれたプレートが飾られています。
読むと「クスッ」とくるユーモアあふれる内容が多く、中には有名人の名前と掛け言葉になっているものも。
例えば——「ハリー・フーディーニ(マジシャン)が言った『サケの燻製(Lox)』と『錠前(Locks)』を掛けた言葉」「アンドリュー・カーネギー(鋼鉄王)が言った「ニューヨーク・デリの品質は”異論”なし!」など、当時のアメリカ文化への造詣を感じさせる細かい演出です。
「デリカテッセン」とは何か——サンドイッチ文化の歴史
「デリ(Deli)」は——ドイツやフランスで発展した、ソーセージ・チーズ・ピクルスなどの保存食品を売る食料品店が起源です。ヨーロッパからの移民がニューヨークに持ち込み、独自の発展を遂げました。
特にユダヤ系移民の影響を受けたデリカテッセン文化が根付き、パストラミビーフのサンドウィッチはその代表的なメニューです。
メニューの特徴——ボリューム満点のサンドウィッチ
ニューヨーク・デリの看板メニューは——ボリューム満点のサンドウィッチです。
デニッシュサンド——サクサクのデニッシュ生地を使ったサンドウィッチ
ルーベン・ホットサンド——パストラミビーフとチーズにサウザンアイランドドレッシングを合わせたニューヨーク定番ホットサンド。ファンから好評
ニューヨークチーズケーキ——ニューヨーク・デリらしくハードタイプの濃厚チーズケーキ。ベリーソースたっぷり
テイクアウトOK——ショー待ちの食事にも
ニューヨーク・デリはテイクアウトも可能です。
ブロードウェイ・ミュージックシアターや、タワー・オブ・テラー近くという立地を活かして——ショー・パレード待ちの食事としてテイクアウトするゲストも多いです。
サンドウィッチを片手に劇場街の雰囲気を楽しむ——これぞニューヨーカーの食文化です。
子連れで楽しむポイント
✅ 「ティンパン・アリー」の路地を通って入ろう——「この通りには名前があるんだよ。ブリキ鍋横丁!」
✅ BGSを話してあげよう——「移転されたくなくて隣のお店が場所を貸したんだよ」
✅ 店内を歩いて「元の店」を探そう——「ここは元は写真屋さんだよ」「ここは小道具屋さんだよ」
✅ 壁の名言プレートを読もう——「誰の言葉かな?」と話題に
✅ ルーベン・ホットサンドを食べてみよう——パストラミビーフのニューヨーク定番
✅ ニューヨークチーズケーキを試してみよう——本格派の濃厚な味
✅ 「デリカテッセン」「デリ」の意味を教えよう——「洗練された食べ物屋さんって意味なんだよ」
✅ ブロードウェイ・ミュージックシアターとセットで楽しもう——観劇の前後に立ち寄る設定
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ニューヨーク・デリは——1881年ブロードウェイの「ティンパン・アリー」創業
ミュージカルファンや役者・音楽家に愛された老舗デリ・「移転しないで!」と隣のお店が店舗を提供して拡張した温かいBGS
小道具屋・写真屋・居酒屋・仕立て屋が混在する複数の異なるダイニングエリア
名言プレートのユーモア・パストラミビーフのルーベン・ホットサンドとニューヨークチーズケーキ——と、BGSを知ると店内の1つひとつの部屋の「謎」が全部解ける、ブロードウェイらしいレストランです。
「どのエリアに座るか選ぶ楽しさ」——ぜひ全エリアを見てからお気に入りの席を決めてください😊

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。


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