こんにちは!
今回は東京ディズニーシーのマーメイドラグーンにある
マーメイドラグーンシアターについてまとめていきます。

「キング・トリトンのコンサート」——
天井からアリエルが360度上下左右を自由に泳ぎ回り
目の前まで来てくれる圧巻のパフォーマンス。
2020年より休止中の今だからこそ、その魅力をじっくり振り返ります。
復活をゆっくりと待ちましょう
- 目次マーメイドラグーンシアターとは
- 「リキッドシアター」という特別な劇場
- 360度客席——どこからでも楽しめる円形構造
- フライング演出——天井から泳ぐアリエル
- バックグラウンドストーリー——コンサートホールの設定
- 第1ショー「アンダー・ザ・シー」(2001〜2014年)
- 第2ショー「キング・トリトンのコンサート」(2015〜2020年)
- 2つのショーの大きな違い
- 「キング・トリトンのコンサート」のストーリー
- アリエルのお姉さんたち6人——全員Aから始まる名前
- 壁面6枚のスクリーンが映像を映し出す
- アリエルが目の前まで来てくれる水中グリーティング
- 洞窟のシーンで見つかるエリックの絵
- 楽曲ラインナップ
- 旧ショー「アンダー・ザ・シー」の思い出——大迫力のアースラ
- アリエルの声優——アンダー・ザ・シー時代
- 40億円のリニューアル
- 【現在の状況】2020年7月より長期休止中
- 休止の理由とスポンサー問題
- 再開への期待
- 子連れで楽しむポイント(再開後に向けて)
- スペックまとめ
- さいごに
目次マーメイドラグーンシアターとは
マーメイドラグーンシアターは、マーメイドラグーンの屋内施設「トリトンズ・キングダム」の中にあるシアタータイプのアトラクションです。
ディズニー映画「リトル・マーメイド」のキャラクターたちによるミュージカルショーを鑑賞するアトラクションで、「パート・オブ・ユア・ワールド」「アンダー・ザ・シー」「キス・ザ・ガール」などの名曲が披露されます。
2001年9月4日のTDSオープン当日からある歴史あるシアターです。
「リキッドシアター」という特別な劇場
マーメイドラグーンシアターは「リキッドシアター(Liquid Theater)」と呼ばれる特別な劇場です。
「リキッド(Liquid)」とは「液体」の意味。まさに海の中を再現した、水の世界に浸る劇場という意味が込められています。
群青色の空間、天井から降り注ぐ照明は海面から陽光が差し込んでいるよう、ひんやりとした空気——劇場全体がまるで本当に海底のコンサートホールにいるような感覚に包まれます。
360度客席——どこからでも楽しめる円形構造
マーメイドラグーンシアターの最大の特徴のひとつが——
円形の中央ステージを360度の客席が囲む構造です。
定員は約700名。
一般的な劇場は舞台に向かって横並びに客席がありますが、マーメイドラグーンシアターは
どの席に座っても360度からショーが楽しめる設計になっています。
ただし設計上、入口から一番奥(宝箱の正面)の席が最も見やすいとされています。
この円形構造によって、ショーのあちこちから海の仲間たちが登場し、様々な方向からパフォーマンスが繰り広げられます。
フライング演出——天井から泳ぐアリエル
マーメイドラグーンシアターの見どころ中の見どころが——フライング演出です。
天井から宙づりになった俳優(アリエル役のパフォーマー)が、まるで本当に海の中を泳いでいるかのように上下左右に自由に動きまわります。
しかも空中を360度泳ぎ回るため、客席のあちこちをアリエルが通過していきます。
「手を伸ばしたら届きそう」「目が合った!」と思わず錯覚するほどの距離感——これがマーメイドラグーンシアターを体験した人誰もが忘れられない瞬間です。

「天井を泳ぐアリエルと目が合った」という体験談をよく耳にします。
あの距離感でアリエルが来てくれる——
ショーが再開した暁にはぜひ体験してほしい特別な瞬間です。
バックグラウンドストーリー——コンサートホールの設定
マーメイドラグーンシアターは、マーメイドラグーンのBGSと深くつながっています。
アリエルとエリックの結婚を機に人間との交流を始めたトリトン王が、海の世界への人間招待の場として設けた海底王宮のコンサートホールという設定です。
「トリトン王が人間を海底に招いてコンサートを開く」——そのコンサートの観客として、ゲストがこのシアターに招かれているのです。
第1ショー「アンダー・ザ・シー」(2001〜2014年)
TDS開業と同時にスタートしたオリジナルショーが「アンダー・ザ・シー」です。
ストーリー:アリエルとその仲間たちが「海の素晴らしさ」を歌うミュージカル。人間に興味津々のアリエルが、海の魔女アースラとその手下たちに「魔法で人間にしてあげよう」と誘惑されます。悩むアリエルを親友のセバスチャンとフランダーが必死に説得し、アリエルはついに海に残る決心をします。
見どころ:機械仕掛けの大迫力のアースラのアニマトロニクスが登場し、「ウニョウニョと動く触手と不気味な顔が強烈」と多くのファンの記憶に深く刻まれています。
フィナーレではアカデミー賞を受賞した楽曲「アンダー・ザ・シー」が合唱される感動的なエンディングでした。
2014年4月6日に終演。13年もの間愛され続けた、TDS開業時からの歴史あるショーでした。
第2ショー「キング・トリトンのコンサート」(2015〜2020年)
2015年4月24日より始まった新ショーが「キング・トリトンのコンサート」です。
前ショーから約1年間のリニューアル工事を経てオープン。40億円を投じた大規模リニューアルによって劇場も演出も大幅にグレードアップされました。
2020年7月1日の休止まで、TDSの人気ショーとして多くのゲストを楽しませました。
2つのショーの大きな違い
「アンダー・ザ・シー」と「キング・トリトンのコンサート」の大きな違いは——
「アンダー・ザ・シー」
- アリエルの葛藤・アースラの誘惑というドラマチックなストーリー
- 大型のアースラのアニマトロニクスが登場する迫力ある演出
- 少し怖い場面あり(小さな子には注意)
「キング・トリトンのコンサート」
- 怖い演出がなくなり明るくポジティブなストーリーに変更
- 壁面6枚のスクリーン映像が追加されより華やかに
- アリエルの姉たちが映像で登場するなど演出が豊富に
- より幅広い年齢層が楽しめる内容
「アンダー・ザ・シー版の方が好き」「アースラが懐かしい」という声も多く、2つのショーともに根強いファンがいます。
「キング・トリトンのコンサート」のストーリー
今日は海底王宮でコンサートが開催される予定です。しかし——なんと
主役のアリエルが見当たりません!
人間界のことが頭いっぱいで、コンサートをすっぽかしそうになっていたのです。
そんなアリエルへのパパ(トリトン王)からのサプライズプレゼントは——
コンサートに人間たちを招待したこと!
大喜びのアリエルは、歌い踊りながら観客席の上を360度自由に泳ぎ回り、人間たちに大サービスの水中グリーティングを繰り広げます。
「コンサートに人間たちを招いた」というBGSが、まさにトリトン王の変化と人間への愛情を体現したショーでした。
アリエルのお姉さんたち6人——全員Aから始まる名前
「キング・トリトンのコンサート」では、アリエルのお姉さんたち(トリトン王の7人娘)がスクリーンに登場します。
「実写版?」と思わせるリアルな映像で登場し歌って踊る——艶やかな演出が印象的です。
映画「リトル・マーメイド」でのアリエルの姉たちは全員、名前がAから始まります——アクエタ・アンドリーナ・アリスタ・アタナ・アデラ・アリスタ——そしてアリエル。
壁面6枚のスクリーンが映像を映し出す
リニューアルで追加された大きな変化のひとつが——壁面の6枚のスクリーンです。
「アンダー・ザ・シー」時代にはなかったスクリーンが円形の劇場壁面に設置され、映像がショーに加わることで賑やかさと華やかさが大幅に向上しました。
ステージ上のリアルなパフォーマンスと壁面スクリーンの映像が一体となった演出——「映像・音楽・パフォーマンスが融合した新感覚のミュージカルショー」という評価はここから来ています。
アリエルが目の前まで来てくれる水中グリーティング
フライング演出のアリエルは、天井だけでなく客席の上を広く泳ぎ回ります。
「ずっと見上げているとこちらまで浮遊感を感じる」「運よくアリエルと目が合ったらドキドキ」「客席のほうまで来てくれたら手を振ってみて」——これが「水中グリーティング」と呼ばれる演出です。
普通のグリーティングではキャラクターに直接会いに行きますが、ここではアリエルが空中を泳いで会いに来てくれる——この臨場感は他のアトラクションでは体験できないものです。
洞窟のシーンで見つかるエリックの絵
「キング・トリトンのコンサート」ではアリエルの宝物が飾られている洞窟のシーンがあります。
このシーンで、洞窟の壁にエリック王子の絵が描かれているのが見つかります。
映画「アリエルのグロット」で人間の世界のものをコレクションしていたアリエルが、密かにエリックの絵を飾っていた——という映画ファンには嬉しいさりげない演出です。
楽曲ラインナップ
「キング・トリトンのコンサート」で使用された楽曲は映画「リトル・マーメイド」の名曲ばかりです。
- トリトンの娘たち——アリエルの姉たちの登場シーン
- 陸と海で——オリジナル楽曲
- パート・オブ・ユア・ワールド(Part of Your World)——アリエルが人間界への憧れを歌い上げる名曲
- 歌の力——オリジナル楽曲
- キス・ザ・ガール(Kiss the Girl)——エリックとアリエルのボートシーンの名曲
- アンダー・ザ・シー(Under the Sea)——アカデミー賞受賞のフィナーレ楽曲
「パート・オブ・ユア・ワールド」を生のパフォーマンスで聴ける——この体験がファンの心を深く揺さぶりました。
旧ショー「アンダー・ザ・シー」の思い出——大迫力のアースラ
旧ショー「アンダー・ザ・シー」で特に語り継がれているのがアースラのアニマトロニクスの存在です。
機械仕掛けの大きなアースラがうごめく触手とともに登場する場面は、「強烈で今でも覚えている」「大人でも怖かった」という声が多数。アリエルの父トリトン王の像についていた鎖を切る演出など、ドラマチックな見せ場でした。
「アンダー・ザ・シーのアースラが懐かしい」という声は「キング・トリトンのコンサート」になってからも根強く、それほど印象的な演出でした。
アリエルの声優——アンダー・ザ・シー時代
旧ショー「アンダー・ザ・シー」では、各キャラクターに豪華な声優陣があてられていました。
- アリエル:歌——ジョディ・ベンソン(映画版英語オリジナル)、台詞——すずきまゆみ
- セバスチャン:歌——サミュエル・E・ライト(映画版英語)、台詞——山寺宏一
- アースラ:歌——パット・キャロル(映画版英語)、台詞——森公美子
山寺宏一さんのセバスチャン・森公美子さんのアースラという豪華キャスティングが懐かしいですね。
40億円のリニューアル
2014年4月から2015年4月にかけて行われたリニューアル工事には40億円が投じられました。
劇場の内装・照明・音響設備の刷新・壁面スクリーンの追加・アリエルのフライング演出のグレードアップ——すべてを含む大規模なリニューアルでした。
40億円という数字は、このショーをいかにTDSが重要視しているかを示しています。
【現在の状況】2020年7月より長期休止中
マーメイドラグーンシアターは2020年7月1日から現在(2026年4月)まで長期休止中です。
休止後しばらくはキャラクターグリーティングが行われていましたが、2023年2月28日にそちらも終了。施設自体は現在未使用の状態が続いています。
休止の理由とスポンサー問題
長期休止の主な理由として挙げられているのは——
①コロナ禍の影響 円形の客席構造でゲストが密集しやすいこと、キャストがフライングで客席に近づく演出が、感染対策上難しかったと考えられます。
②スポンサーの不在 以前はダイハツ工業がスポンサーを務めていましたが、契約終了後に新たなスポンサーがついていない状況です。ショー型アトラクションは人件費も高く、スポンサーなしでの運営は難しいとされています。
再開への期待
2026年9月にはTDSが開園25周年を迎えます。
また2025年7月よりディズニーシーのハンガーステージで新ショー「ドリームス・テイク・フライト」がスタートしており、ショー系アトラクションの復活の機運が高まっています。
「キング・トリトンのコンサート」の復活か、あるいは全く新しいショーになるのか——再開を待ち望むファンは多く、25周年に合わせた動きが期待されています。
子連れで楽しむポイント(再開後に向けて)
✅ 利用制限なし——全年齢で楽しめるシアター
✅ 円形客席——どの席でもショーが楽しめるが、**入口から一番奥の席(宝箱の正面)**が最も見やすい
✅ フライングのアリエル——天井を見上げ続けよう。目が合ったら手を振って!
✅ 壁面スクリーン6枚——360度の映像も楽しもう
✅ 洞窟のシーンでエリックの絵を探してみよう
✅ 「パート・オブ・ユア・ワールド」は圧巻の生パフォーマンス——映画を事前に見ておくと感動が倍増
✅ 屋内・着席型——雨の日・疲れた時の休憩にも最適
✅ 収容700名と多いため待ち時間が少なめ——比較的入りやすい
✅ 事前に映画「リトル・マーメイド」を見ておこう——特に「アンダー・ザ・シー」「パート・オブ・ユア・ワールド」「キス・ザ・ガール」の3曲は予習必須
スペックまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | マーメイドラグーン(トリトンズ・キングダム) |
| 形式 | シアタータイプ(着席型) |
| 利用制限 | なし(全年齢) |
| 所要時間 | 約14分 |
| 定員 | 約700名 |
| 劇場形式 | リキッドシアター(360度円形客席) |
| オープン | 2001年9月4日(TDSオープン当日) |
| 現在の状況 | 2020年7月1日より休止中 |
| ショー歴 | ①アンダー・ザ・シー(2001〜2014)②キング・トリトンのコンサート(2015〜2020) |
| リニューアル費用 | 40億円(2014〜2015年) |
さいごに
いかがでしたでしょうか。
マーメイドラグーンシアターは——リキッドシアターという海底を再現した特別な劇場・360度の円形客席・天井を泳ぎ客席の上まで来てくれるアリエルのフライング演出・13年間愛された「アンダー・ザ・シー」と大迫力のアースラ・40億円を投じてリニューアルした「キング・トリトンのコンサート」の豪華さ・映画の名曲の生パフォーマンス——と、TDSを代表するシアターアトラクションでした。
2020年からの長期休止は多くのファンを悲しませています。しかし25周年を迎えるTDSにとって、このシアターは必ず蘇ってほしい大切な場所。
「また会う日まで、アリエル」——再開の日を心から願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。


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